追い込まれると人は成長する

追い込まれると人は成長する




 何か新しいことを始めるときに、始める、やると決めるまではとても悩みますが、いったんやると決めて最初の第一歩を進めるとあとはもう、それを進めるしかなくなります。途中で「やっぱり本当に大丈夫かな 」と思ってももうそれに向かって動いてしまっているので進まざるを得ないという点が、一歩踏み出した前と後とでは大きく異なると思います。

「決心をして、実際に行動に移す」といくら不安でももうそれに向かって準備をしていかなくてはいけないのです。

私の知り合いがワーキングホリデーでオーストラリアに行くことに決めました。彼女にとってはアジア圏を出ることも、海外に長期滞在することも初めての経験です。彼女は日本ではしっかりした仕事をし、精神的にもとても頼もしい女性です。それでもやはり20代という時代は色々なことを経験し、葛藤し、本当にこれでいいのか、このまま一生やっていけるのかなど試行錯誤を繰り返す人が多いのではないでしょうか。特にワーキングホリデー年齢直前の方などがこれまでのキャリアを一回ストップすること、でも海外で挑戦してみたい気持ち、帰国後の不安、それでもやはりあきらめきれない気持ち、そういったことを迷いながら年齢制限ギリギリのところで決断をされる方に多くお会いしました。

そんな彼女も迷った結果、やってみたいことがあるのに自信がなくてできない自分、不安がいつもはびこっている自分を変えたいという気持ちから最終的には行くということを決断されました。それでも話を聞くと、本当は聞きたいことがあるのに質問することもためらってしまう、誰かが何とかしてくれる、という受身の姿勢、消極的な姿勢が非常に気になりました。彼女が行くのはメルボルンではない都市ですが、おそらくオーストラリアの人は一般的にこまかいことを気にしないですし、フレンドリーで気さくだと思います。ただ、それをあらかじめ期待しているのはどうでしょうか。ある程度の準備、分からなかったら聞く勇気、自分で気になることがあるなら聞く場所を探し、質問して解決する。こういったことは必要なことだと思いますし、こういったことを通して人はしっかりしていくのではないでしょうか。

気づいたときには自分で調べる、分からなかったら質問するというクセが身に付き、とても強い人間になると思います。不安になることはないのです。分からなかったら聞けばいいのです。

そんな彼女と久しぶりに昨夜話をしたのですが、その違いに嬉しい驚きを感じました 以前は(出発一ヶ月前くらい?)、まだ「どうしよう、不安~」という感じで私も正直本当に大丈夫なんだろうかと不安になりましたが、たった一ヶ月の間に、あれこれ質問をすると「それは分からないな~、明日聞いてみる」という反応に変わっていました。誰かが助けてくれるわけでもないのに出発の日は着々と近づいてくるからです。

覚悟を決めて、最初の重い腰をあげればあとは人は何とかしていくのです。
責任感が強く、今は仕事を辞められない、休めないという人もたくさんいるかと思います。
大丈夫です、残された人が何とかします。大変でも何とかします。

時には何とかならないこともあるかもしれませんが、他人に配慮して自分のしたいことをあきらめたり遠慮する必要はないのです。


自分以外の人のために自分の人生を費やして後悔はしないでしょうか?
自分の人生の大事な時間を自分のためでなく、一体誰のために使っているのでしょうか?


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言葉が通じないからといって心が通じないわけではない
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メルボルンの実用的な情報や、健康関連の情報などメルボルンの生の様子、今の様子が分かるよう役に立つ情報をお届けできればと思います。
Comments
Total: 3
2016-04-16 12:11:07
今わたし就職活動で毎日追われる日々なんですが、提出期限ギリギリになって良いものが書けちゃったりするんですよね、、笑 どの道に進むかまだわからないけど、とにかくGoing my way!なるようになりますよね!笑
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2016-04-16 07:06:10
決めちゃうとやるしかないから後が速いんですけどね(^^;)
最初にやると決めるまでが長くかかるんですよね。。
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2016-04-17 18:11:01
日本だと、仕事を辞めたくても辞められない理由の一つに、今自分が辞めたら残された職場や同僚が大変なことになってしまうっていう理由でなかなか辞められない人も多いと思います。私もそうでしたし、残された方になって実際大変だったこともありますが、結局何とかなるんですよね。
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